Blenderでモデルを作る方法(テクスチャ貼り付け、OBJファイル出力)

Blenderにおけるモデルの作り方

この記事では、直方体に対してテクスチャを貼り付けるだけの、簡単なモデル作成方法について、説明しています。

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操作順序と説明

  1. まず、Blenderを開いたとき、立方体が置かれてあるので、Property Editor->Scaleでモデルの大きさを変えて、直方体にする。また、y軸を上方向にしておきたい場合は、Editor->Rotationのx軸を90とする。f:id:mofox:20190304013407p:plain
  2. UV/Image Editorを開くf:id:mofox:20190304013607p:plain
  3. Image->Open Imageをクリックし、テクスチャをロード

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  4. Texture Paint Modeに変更し、Slots->Painting ModeをImageに変更した後、Canvas Imageにロードした画像を選択f:id:mofox:20190304014444p:plain
  5. Edit Modeに変更し、Mesh->UV unwarp->Unwarpをクリック

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  6. 面選択モードに変更

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  7. テクスチャを貼り付けたい面を右クリックで選択し、UV/Image Editorで貼り付けたい部分を設定する。

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    詳しい操作説明*1
  8. Texture Paint Modeで確認できる

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  9.  File->Export->Wavefrontをクリックして、Export OBJを選択して、OBJファイル出力できる。

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出力されたファイルに関して注意点*2

OpenGLで描画する場合は⬇️のようにExport OBJの設定を変更する

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*1:UV/ImageEditorで範囲を設定するとき。角を右クリックしながら動かすことで、範囲を設定できる。

*2:このとき、.objファイルと.mtlファイルが出力される。.objは、頂点情報など、.mtlにはテクスチャの情報などが入っている。.objファイルを開いても、テクスチャを貼り付けた状態のモデルではない。OpenGLなどで描画するときに、プログラム内で結びつけて出力させる必要がある。