Xcode(c++)で静的ライブラリ(.a)を作る方法
Xcodeでライブラリを作る方法
今記事では、c++で静的ライブラリ(.a)を作る方法を解説する。
- Create a new Xcode projectを選択する。
- Framework&LibraryのLibraryを選択する。
- Product Nameに適当な名前を入力し、FrameworkにはSTC(C++ Library)を、TypeにはStaticを設定する。
- Sample.hppとSample.cppにプログラムを書いて、完成したら左上のBuildボタンをクリックして、ProductsのlibSample.aを作成する。
- libSample.aを右クリックでshow in FinderでFinderを開き、libSample.aをコピーし、適当な場所に配置する。
- Sample.hppにおいても同様に行う。
このとき、
ライブラリを使おうと思っているXcodeプロジェクト(今開いているSampleプロジェクトではなく、ライブラリを導入したいXcodeプロジェクト)のLibrary Search Pathに設定してある場所にlibSample.aを、Header Search Pathに設定してある場所にSample.hppを配置する。(設定していない場合は、適当な場所を設定する。)
また、そのプロジェクト(今開いているSampleプロジェクトではなく、ライブラリを導入したいXcodeプロジェクト)のBuild PhasesのLink Binary With LibrariesにlibSample.aを配置することによって、このプロジェクトで作成したライブラリを使うことができるようになる。
このように、ライブラリを使いたい場合は、.aファイルとhppファイルがあれば、ライブラリを使うことができるようになる。